旅行好きサラリーマンの趣味ログ

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アライアンス・コードシェア便ってなに?

皆さん毎度です。やまびこです。

 

JGC修行のOKA-KULタッチ2日目の途中まで書きましたが今日は一時休憩。今回はアライアンスについて書きたいと思います。

飛行機界隈でよく聞く「アライアンス」や「コードシェア便」という言葉。分かったようでよく分からないという声もちらほら聞くので解説がてら少し記事にしようと思います。

あくまで私の簡単な持論ので、間違っているところもあると思います。もしも違う!って思ったところがあった方はコメント等でご指摘下さいませ。

 

 

 

アライアンスについて

 

そもそもアライアンスってなに?

アライアンス、日本語にすると航空連合とも言いますがこの言葉だけではあまりピンと来ない方もおられると思います。

まぁ一言で表すと「仲良しグループ」のことです。笑

航空会社は大小含めると数えきれないほどありますが、ほとんどのFSC(Full Service Carrier、国際線で機内食が無料で出たり、ある程度の手荷物を無料で預けることができる航空会社)は、この仲良しグループに所属しています。

 

有名どころは3つ!

その中でも有名なのがANAの所属するスターアライアンスJALの所属するワンワールド、そして日系は所属していませんがデルタ航空大韓航空が所属しているスカイチームの3つです。

詳しくは各アライアンスの公式HPを見ていただければ分かりますが、どのアライアンスも各エリアに就航している航空会社を持っていますがアライアンスによって少しづつ特徴があります。

 

 なんでアライアンスを組むの?

ANAJALは同じ日本を拠点とするライバル会社ですよね?同じように韓国拠点の大韓航空アシアナ航空アメリカ拠点のユナイテッド航空アメリカン航空デルタ航空はそれぞれライバル同士です。

皆見事にライバル会社とは違うアライアンスに所属しているんですよね。それもそのはず、より多くのお客さん獲得を目指す上で、同じ拠点のライバル会社と普段から仲良くするわけにはいきませんから。

敵の敵は味方!ということで、ANAアシアナ航空ユナイテッド航空と、JALアメリカン航空ブリティッシュエアウェイズとタッグを組んでお互い助け合いながらライバルたちと競争をしています。

またここで大事になってくるのがコードシェア便です。

 

コードシェア便とは

 コードシェア便ってなんなの?

フライト前に「この便は〇〇航空、△△エアウェイズ、××航空とのコードシェア便です」という機内アナウンスを聞いたことはありませんか?コードシェアとは簡単に言うと他の航空会社のお客さん(本当は航空輸送貨物も)が相乗りしてるフライトです。

実際に機体の運行をしているのがANAでも、ユナイテッド航空やルフトハンザ航空のお客さんが乗っているのです。何故このようなことになるかというと、各フライトをアライアンス内(例外もあり)でシェアしているんです。

 コードシェア便を作る理由は?

日本には中国に行きたい人もいればヨーロッパに行きたい人、南米に行きたい人など色んな人がいます。航空会社はその人たちを自分たちの飛行機に乗せて輸送することでお金を稼いでいます。もちろん航空会社は自社で運行する航空機に自社のお客さんだけで満員にするのが一番儲かります。観光客やビジネスマンなどが多い行先ならそれも可能です。しかし行きたいと思う人がいるものの、そこまで人数が多くない国や地域はそうはいきません。

まず飛行機を飛ばすには飛行機そのものやパイロットさん、CAさんや整備士さんを集める必要があります。また頑張って集めたとしてもガラガラでフライトを飛ばせば燃料費や人件費の方が高くなってしまうかもしれません。

そこで少しでも空いているスペースを埋めるために、他の航空会社のお客さんにも乗ってもらおうというのがコードシェア便です。

 

アライアンスとコードシェアの関係

自社フライトの中で余ってしまうかもしれな席。これは他社から見ると非常にありがたいものでもあります。自社便で運航するほど人は集まらないけれどもある程度お客さんが乗る見込みがある。そんな場所へのフライトに空席があったら自分のお客さんを乗せてもらいたいですよね。そうなったときに使えるのがコードシェア便なのです。

また航空会社としてはこういったコードシェア便を飛ばしてもらえるお友達をいっぱい持っている方が有利ですよね?仲良しのお友達がヨーロッパにもアメリカにもアジアにもいたら自社便を飛ばさなくてもコードシェア便を使って自分たちのお客さんを行きたいところに運んでもらえます。そこでお互い助け合いをしやすいようにアライアンスが出来たのだと思います。

でも同じ仲良しグループの中にお客さんが行きたいところに就航しているお友達がいないかもしれません。そんな時は仲良しグループの垣根を超えて、違うグループのお友達にもお願いするのです。普段はいつもの仲良しメンバーで遊ぶことが多いですが、たまーに別グループの人と遊ぶことってなかったですか? 多分それと同じようなものです笑

 

同じアライアンスに乗るメリットは?

 

最後にお客さんとして同じアライアンスのフライトに乗るメリットを少しだけ書いておきます。

 

・同じアライアンスのフライトであれば自分がメインで使っている航空会社のマイルを貯められる。

同じアライアンスの航空会社が運航するフライトであれば、そのアライアンスに所属する航空会社のマイルを貯めることができます。

コードシェアの場合はマイルを貯めたい航空会社の便名で予約していれば貯めることができます。

(例: エールフランス航空(スカイチーム)運航のフライト(AF XXXX便)でJAL(ワンワールド )のマイルを貯める場合、JALの予約サイトからJALコードシェアフライト(JL XXXX便)を予約して搭乗する。)

 

・同じアライアンス内であれば上級会員のステータスが共通

ある航空会社で上級会員のステータスを持っていれば、同じアライアンスのフライトに乗る場合でも上級会員として扱われます。そのためエコノミークラスのフライトでもビジネスクラスラウンジや優先搭乗が可能です。

(例: ANAのプラチナメンバー(スターアライアンス ゴールドメンバー)がユナイテッド航空に搭乗した場合、ユナイテッド航空の上級会員資格がなくとも、スターアライアンス ゴールドメンバーなのでビジネスラウンジや優先搭乗が可能)

 

以上、アライアンスとコードシェア便についてでした。

よくわからない点や、ここはこう書いたほうが良いという点がございましたら、ぜひコメント等でお伝えくださいm(_ _)m