【主観的】SPGアメックスがベストな選択か否か
皆さん毎度です。
やまびこです。
今やクレカ好き、旅行好きな方なら知らない人はいないぐらい有名になった「SPGアメックス」
私も保有していますが確かにサービスやポイント制度を見ると、かなり優秀なカードであることは間違いありません。
しかしどんな物にもメリット、デメリットは必ずあるもの。SPGアメックスも例外ではないです。
そのため自身の状況などとを加味した上でトータルしてメリットが上回るようであれば、保有することを強くオススメします!
(私も保有してるのでちゃんとご紹介できますよ笑)
今回は私を取り巻く状況を例に、メリットとデメリットをご紹介します。
皆様にはご自身の状況と照らし合わせてこのカードを持つかどうかの参考になれば幸いです。
SPGアメックスのメリットとデメリット
- 年会費は高額だが自動的にマリオットグループのステータス+年一の無料宿泊が手に入る
- マイルへの交換性は高いが特定のマイルをためるには航空会社提携カードに還元率で劣る面もある
1.年会費は高額だが自動的にマリオットグループのステータス+年一の無料宿泊が手に入る
まずSPGアメックスは年会費として31000+税が年に一度発生します。
昨今年会費無料のクレジットカードが数多くある中、かなり高額な部類です。
月々で割ると決して高い金額ではないのですが一度にまとめて請求されるとグハッっとなる金額です笑
年会費無料のカードをメインで使われている方は考慮するポイントになるでしょう。
しかしこのアメックスSPGは持つだけでマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員の資格が得られます。
ゴールドエリート会員のメリットについては今後紹介しますが、宿泊されるどんな方にとってもメリットが大きいのは以下の点だと思います。
優先チェックイン
アップグレード
レイトチェックアウト
更に年会費を払ってカードを更新した際、そこから一年間有効な無料宿泊権がプレゼントされます。
2019年から宿泊するホテルのランクや時期によって泊まることができなくなるホテルも出てきていますが、多くのゴージャスなホテルが二名まで一泊無料で宿泊できます!
マリオットグループのホテルは日本はもちろん世界各地にあるため、年一回は国内外へ旅行に行かれる方であれば使う機会があると思います。
しかもこの無料宿泊権ですが、2020年1月時点ですがブラックアウト日(特典で宿泊できない日)がありません。
ユニバやディズニーの年間パスだと利用できない日が設定されているものもありますよね。
しかしSPGアメックスの無料宿泊権は条件を満たす空室がある限り使用可能です。
私は年に一度は海外旅行ないし国内旅行に行きますし、所謂高級ホテルが好きです笑
確かに年会費31,000+税は痛いですが泊まれるホテルの宿泊費を見ると少なくともトントンぐらいにはなる算段です。
それに無料でチェックイン/アウトのサービスや運良くアップグレードなんてされたら完全にお得ですよね。
このように年一で高級ホテルに泊まってあわよくばアップグレードされたい!と思う方はやまびこ的には保有するのは「アリ」です。
逆に泊まる場所なんてB&Bやビジネスホテルでいいから旅行の回数やその他にお金を掛けたい!と思う方は申し込みを少し考える方が良いかもしれません。
2.マイルへの交換性は高いが特定のマイルを貯めるには航空会社提携カードに還元率で劣る面もある
まずアメックスSPGのポイント制度を説明すると100円の利用に対しマリオットボンヴォイのポイントが3ポイント決済ごとに付与されます。
このマリオットのポイントは航空会社のマイルと交換でき、多くの航空会社で3ポイントを1マイルに交換できます。
特筆すべきは交換可能なマイルの種類の多さです。
その数44種類!(2020年1月現在)
中には3ポイントを1マイルに交換できないものもありますが殆どが3:1で交換可能です。
さらにポイントをマイルに交換する際、1度に60000ポイント→20000マイルに交換するとボーナスとして5000マイル付与されるのです。
「SPGアメックスはマイル還元率が1.25%!」と話題になっていますがあくまでも60,000ポイントを一気にマイルに交換した場合です。
常に100円の利用で1.25マイルたまるわけではないところに注意してください。
実際に単純な決済だけで還元率を1.25%に持っていこうとすると60,000ポイント=200万円の決済が必要です。。。
それ未満のポイントをマイルに交換する場合はボーナスポイントが入らないので還元率は1.00%です。
では航空会社提携のクレジットカードはどうでしょうか。
まず航空会社提携カードだと直接貯められるマイルは1社です。
クレジットカードのポイントを共通ポイントに交換すれば他社のマイルも貯めることはできますが、それなら素直に貯めたい会社のカードを持つ方がお得です。
またANAカードでもJALカードでもゴールドカード以上のカードを保有したり有料のサービスを利用すれば基本的にマイル還元率は1.00%です。
しかもほとんどの場合SPGアメックスの年会費を超えることはありません。
ただ使い方次第で還元率1.00%をちょっとだけ超えることも可能です。
ここで差が付くのがクレジットカードの特約店です。
特約店とは簡単に言うと特定のカードを使うとボーナスポイントがもらえるお店のことです。
SPGアメックスの特約店は名前にもある通りSPGグループなどのホテルやホテルにあるレストランなどです。
SPGアメックスはボーナスポイントも充実しており、一度ホテル等で使えばマリオットボンヴォイゴールド会員の特典も相まって一度にかなりのポイントが貯まります。
ただホテルを普段から使うという方は余程のお金持ちかホテルが大好きな方ぐらいで私のような普通のサラリーマンはそうそうホテルには泊まりません。
一方航空会社提携カードの主な特約店はもちろん航空会社です。
ANAカードを使ってANAの航空券を買えばもちろんボーナスポイントが付きます。
でも飛行機だってホテルと同様普段から使うものではないですよね?
「そんなんホテルと一緒やん」と思う方もおられるかと思いますが、航空会社提携カードであれば特約店は航空会社だけではないんです。
例えばコンビニやガソリンスタンドなどホテルや飛行機よりは利用頻度が高そうなお店が多くあります。
そして身近な特約店での頻度が多い方は、SPGの還元率を逆転する可能性もあります。
そのためそれぞれのカードの特約店をいかに活用できるかが還元率を握るカギとなります。
旅行によく行き、ホテルは基本的にマリオット系列に泊まる!という方はSPGアメックスの保有は圧倒的に「アリ」です。
先ほどお伝えした優待に加え、ボーナスポイントまでもらえるならSPGアメックスを持たない理由はないですね。
逆に私のように特定の航空会社の上級会員を目指して提携カードで航空券の決済額が多くなる方、またマリオット系列のホテルよりも特約店となっているコンビニやガソリンスタンド、ドラッグストアなどの使用率が高い方は、一旦SPGアメックスの発行するメリットを比較しなおすほうが良いかもしれません。
一年だけでもお試しで発行してみては?
確かに年会費3万円と聞くともったいないなぁと思ってしまいがちですが、使わなければその年会費が十分にペイできるものなのか、実際のサービスに見合っていないものなのか判断がつきません。
最大のポイントである無料宿泊がもらえるのは2回目の年会費支払いが完了してからですが、それに至るまでに何度かマリオット系列のホテルに泊まればそのベネフィットを体験できると思いますので、それでもやっぱり高いな。。。と思うようであれば、解約すればオッケーです。笑
(確か今はフリーダイヤルに電話して自動音声に回答するだけで気まずい思いもなく解約手配ができたはずです。笑)
以上、やまびこによるSPGアメックスの評論でした。
SPGアメックスは誰にでも目に見えてベネフィットを得やすいカードですが、真の価値はやはり直接の提携先であるホテルで使う場合です。
マイルをためるために使うのであれば、貯めようとしているマイルの航空会社提携カードと比較されるのがよいかと思います。
何かご質問がある方はコメント欄で聞いていただければと思います!
それではまた次回お会いしましょう。